ホーチミンに住む外国人がここを愛する10の理由
過去10年くらいで、ホーチミン市は、母国の外に住んでみたいと考えている人々に、ますます人気のある憩いの地となりました。ホーチミンが外国人に人気があるという事実は、単に偶然ではないのです。市内に住む外国人数十人から頂いた回答を編集し、ホーチミンに心を惹かれる最大の理由10項目をここにご紹介します。
簡単なビジネスチャンス
ベトナムに住む多くの外国人は、ビザの更新や延長手続きについて不満を言うかもしれません。というのも、ビザはどの国でも苦痛だからです。過去に色々な国に住んだ事のある人は、有効なビザを取得し維持することは、他の多くの国と比べてベトナムがはるかに簡単だと言います。
まず、ほとんどの外国人にとって就労ビザや居住ビザは、更新することなく何年も有効であり、取得するのは簡単です。英語教員(ESL)の仕事は、ネイティブスピーカーはとても簡単に就く事ができ、ほぼすべてのESL雇用主はビザをサポートしてくれます。
ここには経験豊富な外国人向けのさまざまな求人がありますが、多くの場合、これらの仕事は海外で宣伝され、入国する前に雇用された外国人は、雇用主が手続きの面倒を見ることになります。
長期滞在のビザまたは一時居住者カード(TRC)のいずれかの資格がない場合でも、自分のビザの管理は、他の多くの国と比べて非常に簡単なのです。
取得のプロセスでの政府の規制は、他国よりも少し緩和されており、従って、2か月ごとに入国管理局で何時間も費やしたり、ラオス国境に移動してから、例えばタイの外国人のように更新のために120ドルを支払う必要などはありません。代わりに、市内で信頼できるビザ更新エージェントを見つけて、数ドル支払ってください。
現代的生活の快適さ
前述のように、ホーチミンは大規模な中流階級とそれに対応する生活オプションで、急速に開発が進んでいます。ベトナムの基準では、これらのオプションは高級と見なされるものの、「西洋スタイル」の快適さに慣れている国々から来た人々には必要と思われています。要するに外国人にとっては、故郷と一致する生活空間を見つけることが信じられないほど簡単です。同じことがレストラン、衣料品店、スーパーマーケット、家具店、また日常的に頭に浮かぶ種類の店にも当てはまることです。より伝統的なショッピングや生活の選択肢はとても安価ですが、ホーチミンではあらゆる分野で豪華さも提供しているのです。
素晴らしい食べ物!
ベトナム料理は、異国情緒と心のこもった適切な組み合わせを誇ることで世界中に知られていますが、外国人や観光客がホーチミンを訪れて食事をすれば、母国でのベトナムレストランの美味しい料理でさえも、本物の味を出していないのがわかります。ホーチミンを訪れ離れる人はそれを逃し、滞在する人はそれを楽しみ続けます。
食べ物と同じくらい良い事ですが、外国人や観光客が商品の価格を見るとさらに喜びます。殆どの先進国や発展途上国と比較して、ホーチミンでの信じられないほど低い生活費を考慮しても、外食(または調理された食品を購入する)の費用もまた驚くほど低いのです。大盛りの食事は$ 1.50です。それは野菜とバーベキューポークを添えたライスヌードルと、飲み物が添えてあります。あるいは同じ価格でチキンフェを1杯、または新鮮な野菜、カリカリのピクルス、焼き肉、風味豊かなスパイス、チリソースを添えたバンは50セントで購入することができます。
ベトナム料理に飽きたら、あなたの欲求を満たすために、国際的なレストランやカフェがたくさんあります。ケバブ、ハンバーガー、フィッシュ&チップス、アメリカンバーベキュー、フランス料理はすべて、リーズナブルな価格と高品質で見つかります。
カフェ文化
西洋文化で他の人と時間を過ごしたいとき、彼らは昼食または夕食はどうかと相手に尋ねます。ホーチミン市では代わりに、コーヒーを飲みに行こうかと尋ねます。それは何故かというと、ホーチミンのカフェ文化が素晴らしいからなのです。カフェは非常に多く多様であるため、美的に自分の好みに合う店が見つかります。さらに大事なことは、飲み物の品質がチャートから外れていることです。ベトナムのスロードリップコーヒーは、豊かで複雑な強い風味を持っていることで世界中に知られています。また、アイスブレンドラテ、冷えたチョコレートミントドリンク、暑い日を涼しくするフレッシュフルーツブレンドはとても美味しいです。そして食物と同様に飲料も安価です。普通のコーヒーやスムージーは座り込みのカフェで1ドル、より手のこんだ飲み物は1.50ドルくらいです。
ホーチミンの素晴らしい食べ物に歓喜の声を聞くのは日常的なことです。そのため、飲み物やユニークなカフェ文化については、しばしば会話からはじかれています。ですがホーチミンに住む外国人は地元の人々同様に、ここのカフェ文化を愛しているのです。
活気がある
多くの発展途上国は、経済を刺激する方法として、ビジネスに対する制限を徐々に緩めようとしますが、ホーチミンは「何でもできる」ルートを選択しました。市内のにぎやかな通りはあまりに雑然としていると言う人もいますが、それを愛している人たちは、すべての街区が冒険に連れて行ってくれるので楽しいと言います。道端にはお土産から靴や調理用品まで、あらゆるものが並んでいるのです。前述のおいしい食べ物や飲み物のお店は、グループ客が夜通し一緒に過ごせるように、プラスチック製のテーブルと椅子を歩道に置いています。とても安価なグッズを簡単に見つける事ができ、刺激的な光景と音と香りは、太陽が沈んだ後に街をあたかもカーニバルのように感じさせてくれるのです。
低生活費は外国人にとって嬉しい
多くの外国人がサイゴンに引きつけられる理由の1つは、快適で安く暮らせることです。モダンな1ベッドルームのアパートは、新しく家具が揃っていれば月額約350ドルからあります。自炊するなら、月500ドルから800ドルの予算で十分です。夕方にビールを飲む人は、地元で50セント程度のボトルを買うことができるし、素敵なバーで飲むなら約2ドルです。
月額2,000ドル未満で、あなたは良い生活を送ることができます。ただし、家族がいる場合は、教育、保険、より大きなアパートや別荘などの予算を考慮してください。
安全でフレンドリーな家族環境
家族連れに優しい環境なので、子供を連れた外国人がますますホーチミンに住みたがっています。よくよく見れば、どの都市にも荒い要素はあるものです。但し、ホーチミンでは1,000万人以上のどの町よりも、その要素は少ないです。出会う地元住民の多くは、特に子供たちに対して非常に礼儀正しくフレンドリーなのです。‘第一世界’のほとんどの大都市と比べるとはるかに安全と言えます。そして、ベトナム文化には、西側諸国の多くが持っている風俗街、麻薬、アルコールの魅惑はありません。実際、こうした類のものは、あらゆるレベルの人々によって嫌われています。
外国人滞在者に優しい地元住民とインフラ
世界中の多くの大都市にありがちな、その国の言語が話せない外国人を軽視するということはなく、ほぼすべてのサイゴン人は外国人を受け入れ歓迎します。あなたが複雑な質問を身ぶり手ぶりで伝えるときには、それを一生懸命分かろうとするし、あなたが彼らに友好的なら、国のゲストという理由だけで、彼らはバーで飲み物の支払いをしてくれる場面も見ます。地元の人が外国人を嫌がるというのは非常にまれなことです。
この理由の1つには、おそらくホーチミンでは英語のスキルが非常に求められており、ほとんどの人が練習できる機会がほしいという事があります。しかしそうでなくとも、地元住民が本当に親切だということです。
インフラは、外国人、特に英語を話す人に優しいです。地元の警察や銀行窓口でのやり取りなどは、ベトナム語の単語を知らなくても簡単にナビゲートできます。
旅行に良いハブ
ホーチミンには多くのサービスがあり、外国人がアジアを旅行したい場合、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港は最適なハブとなります。多種多様な素晴らしい国々が近いのです。中国は北部でベトナムと国境を接しており、バンコクは飛行機で1時間40分、ポリネシアとオーストラリアはベトナムの海岸線からそれほど遠くなく、インドでさえ1,500マイル未満です。
もちろん、誰もがホーチミンを愛するわけではありません。制御されたカオスは、皆の喜びではないし、汚染を非常に問題視する人々もいます。しかし、街の明るい脈に安らぎを感じる人にとっては、ホーチミン市はユニークな外国生活を送るチャンスをくれます。